北海道で掲載している求人の29.5%が「患者数が多いことによる現員医師の負担軽減」のため、5.6%が「近々医師の退職予定があるため」という理由で医師を募集しています。
北海道の求人倍率は1.13と全国平均の1.14を下回っていますが、地方において医師が不足している傾向にあります。北海道の人口増加率は全国23位、15歳未満の人口割合が45位と今後少子高齢化が進行するため、在宅医療の必要性が高まっています。また、気候の特性により災害医療においてもニーズが高い傾向にあります。よって、北海道の医師転職市場のニーズは一部科目・地域において高まっていると言えます。
<参考リンク>
厚生労働省「現員医師数に対する必要医師数」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/other/dl/06.pdf
厚生労働省「調査の概要」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/16/dl/kekka_1.pdf
統計メモ帳
https://ecitizen.jp/
※厚生労働省のデータは平成22年のものですが、医師数と人口の増加率は同じなので平成22年のデータと現在のデータで大きな乖離はありません。
北海道エリアの常勤医師求人・転職情報
グラフで分かる!
北海道の常勤医師求人について
北海道の常勤医師求人の掲載件数は632件と全国の中で2位の求人掲載数になります。 常勤求人の平均年収は14,755,259円と全国平均で1位の数値です。募集職種は内科が多く、 北海道の内科の平均年収は15,114,093円となっております。
施設形態としては、 病院40.3%、 一般急性期27.9%、 療養型16.0%、 精神科病院5.4%、 リハビリテーション5.2%、 クリニック3.2%、 介護老人保健施設0.9%、 その他0.8%、 健診0.2 という分布になっており、 病院の平均年収は14,734,082円となっており、全国都道府県平均で1位となっております。
北海道の常勤医師求人の平均年収
平均年収:1,476万円