『民間医局』はそのサイト名から、少し異色の転職サービスである印象を受ける医師が多いかもしれません。
それでは実際にはどんなサービスなのか、果たして医師が選ぶ価値があるのか、そうした点を中心に、この『民間医局』についてまとめました。
他の転職サイトとも比較しながら、『民間医局』を利用するかしないかの判断材料としていただければ幸いです。
民間医局の特徴
サイト名 | 民間医局 |
運営会社 | 株式会社メディカル・プリンシプル社 |
設立 | 1997年1月29日 |
掲載求人数 | 21,301件(2019年2月現在) |
登録会員数 | 約123,000人(2019年2月現在) |
求人掲載施設 | 一般/療養型/精神/クリニック/その他 |
対応地域 | 全国 |
雇用形態 | 常勤/定期非常勤/スポット勤務 |
サポート内容 | ・診療科目やエリアに加えて希望年収や勤務日数などからも求人検索が可能 ・打ち合わせから転職後のフォローまでエージェントが担当 ・医師の希望に沿う形での求人のアレンジや条件交渉も可能 ・女性医師の成約実績も多く、誰でも安心して転職サービスが受けられる ・医師専用の保険や医師向け書店など多様なサービスを展開 ・ドクターのための情報誌を刊行しており医療業界に関する情報をいち早くキャッチすることが可能 |
『民間医局』は歴史と実績を兼ね備えた転職エージェントです。
運営会社である株式会社メディカル・プリンシプル社の創業は1997年となっており、登録会員数も12万人以上と、非常に多くの医師に選ばれていることがわかります。
徹底した転職・入職サポートや豊富な取り扱い求人など、転職エージェントとしてのメリットを多く備えている点も魅力です。
非常に細かな条件を提示しても、それに応える臨機応変さや医療機関との繋がりもあり、転職や医師としてのキャリアに好影響を与えるであろう各種サービスも充実しています。
民間医局の口コミ評判を徹底分析
ここからは、『民間医局』の口コミによる評判を見ていきます。
全てインターネットに医師が投稿したものですが、優れた点と足りない点を比較することで、利用の判断もしやすくなるはずです。
評価の高い口コミ
引用元:https://doctoragent-ranking.net/ranking/minkanikyoku.html
在職中の転職活動は大変だというイメージを払拭するような口コミです。退局がスムーズに行えたのも、『民間医局』のサポートがあったからこそでしょう。
引用元:https://doctoragent-ranking.net/ranking/minkanikyoku.html
『民間医局』の交渉力の高さが転職の成功へと直結したことがうかがえる口コミです。
引用元:https://doctoragent-ranking.net/ranking/minkanikyoku.html
担当コンサルタントが医師のキャリアを第一に考えているからこそネガティブな情報も包み隠さずに提供していることがわかります。
評価の低い口コミ
引用元:https://isha.work/minkan-ikyoku/
医師の希望や状況とは別に、医療機関側の事情などを優先されたと感じた医師もいるようです。
引用元:https://isha.work/minkan-ikyoku/
転職後のフォローに関して不満を述べている口コミです。『民間医局』と医療機関側の契約により、このような対応をされたとこの医師は考えているようです。
引用元:https://kutikomi-job.com/doctor/doctor-agent
100%希望に沿うような転職ではなかったことがわかる口コミです。利用する際の注意点に関しても触れてあります。
評価からメリットを分析
・在職中に焦らずに転職するためのサポートを行ってくれる ブランクをできるだけ作らないよう、仕事をしながらでも転職できる状況を作ってくれるサポート体制が整っています。
・希望や要望が多くても交渉のテーブルに乗せてくれます 病院側との交渉は、医師が望めばどのようなものでも掛け合ってもらうことができ、納得できる状態まで条件のすり合わせをしてくれます。
・医師にとってマイナスとなることまで丁寧に指摘・説明してくれる コンサルタントが医師にとってデメリットとなることまでしっかりと説明することで、1人では難しい冷静な判断ができるようになります。
評価からデメリットを分析
・病院側の都合や事情による案件紹介を受ける可能性がある 通常コンサルタントは医師側の都合や事情を汲むものですが、状況や要望、コンサルタントによっては逆の現象も起こりうるのかもしれません。
・転職先を辞める際のフォローを不満に感じるケースあり 転職後すぐに辞めたいと申し出ることで、辞めることを辞めるように促されたりなどするケースがあるようです。
・希望とは異なる求人を紹介されることもある 特に自身のビジョンが明確になっていない医師の場合は、納得することが難しい転職先を紹介されてしまうことがあります。経験の浅いコンサルタントが担当となった場合には注意が必要です。
民間医局以外の転職サイトとの比較
掲載求人数は20,000件以上と、転職エージェント型のサイトの中では非常に多くなっており、これは『民間医局』のメリットの1つです。
常勤・非常勤ともに求人数は充実しており、アルバイトを探している医師にとっても使い勝手がいいでしょう。
非公開求人の数も比較的多いため、こだわりの強い医師でも、それに見合った転職先を紹介してもらえる可能性が高くなっています。
運営会社の歴史と実績に関しては申し分ありませんが、未だ上場はしていません。デメリットと感じるかには個人差があるものの、上場企業が運営元となっている転職サイトもあるので、小さなマイナスポイントとして頭に入れておいてもいいのかもしれません。
民間医局の利用はこんな医師におすすめ
目指す転職の形によって、利用価値の高い転職サイトは異なってくるものです。
『民間医局』の特徴と合わせて、利用価値が高いと考えられる医師の特徴を紹介します。
条件交渉に自信のない医師
『民間医局』のコンサルタントは、医療機関との信頼関係に絶対の自信を持っています。このことにより、医師の要望を医療機関にぶつけることができ、交渉を有利に進めることに繋がっているのです。
条件交渉を自身で行うことが難しく、また自信がないと感じる医師であれば、『民間医局』のコンサルタントに待遇等の引き上げ交渉を任せることで、より高条件の職場へと移ることができるでしょう。
非常勤でも専任コンサルタントについてもらいたい医師
常勤ではなく非常勤でのお仕事を探している医師は転職エージェントの利用をためらう傾向がありますが、『民間医局』であれば、アルバイトなどの非常勤でもコンサルタントに個人的に仕事探しや交渉等の依頼をすることが可能です。
非常勤だからと妥協したくない医師や、できるだけ質の高い環境で働きたい医師にとって、このサービスは大きなメリットとなります。
民間医局の上手な活用方法
『民間医局』の特徴やメリットをさらに知れば、よりこの転職サイトの良さを感じることができるはずです。
ここで紹介する『民間医局』の活用方法を新たな知識として加えることで、より転職の満足度を上げることができるでしょう。
他の転職サイトとの比較・併用を行う
『民間医局』のみに頼り切るのではなく、医師が転職するときには、複数の求人サイトを比較・併用するのがおすすめです。
エムスリーキャリアエージェント・医師転職ドットコムのような大手サイトにまずは登録した上で、ドクタールートのような医師転職比較サイトや、大手でなくても非公開求人の多さなどに強みを持つサイトを併用するようにしましょう。
月刊誌「ドクターズマガジン」やセミナーを活用しよう
『民間医局』は、独自のサービスを会員の医師に提供していることでも知られています。
医師賠償責任保険や民間医局書店などが代表的です。
さらには「ドクターズマガジン」の発行やセミナーなども開催しており、こうしたものを利用することで、より医療業界との繋がりや同業界への知識が深まり、転職活動はもちろん医師としてのキャリアにも好影響を及ぼしてくれるはずです。
まとめ
歴史と実力と実績をしっかりと備えた『民間医局』ですから、医師専用の転職サイトとしてのサービスには大きな問題はないと見ていいでしょう。転職後の対応には少し改善が必要だという口コミもありますが、概ね評判の良いエージェントとなっています。
独自のサービスにも力を入れ、他のサイトやエージェントとの差別化も図り、独自路線を走る『民間医局』。転職を本格的に考えている医師はもちろん、将来的に転職する可能性を持つ医師でも、今のうちから登録しておいて損はないのかもしれません。そう思わせるほどの情報量を『民間医局』に登録することで得ることが可能です。
求人数も公開・非公開ともに多いですし、交渉力に定評があることも、多くの医師が登録・利用している理由でしょう。
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