転職時に『ドクタービジョン』を利用することで、一体どのようなメリットがあり恩恵が受けられるのでしょうか。
ここでは口コミや評判といった利用者の声を元に、実際に『ドクタービジョン』を利用しなければわからないメリットやデメリットについてもピックアップし、よりこの転職サービスの本質に迫っていきたいと思います。
ドクタービジョンの特徴
サイト名 | ドクタービジョン |
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
設立 | 2003年3月 |
掲載求人数 | 7,219件(2019年2月現在) |
登録会員数 | 10,000人以上 |
求人掲載施設 | 一般病院/療養病院/精神病院/回復期リハビリテーション病院/ケアミックス/クリニック/その他 |
対応地域 | 全国 |
雇用形態 | 常勤医師/非常勤医師 |
サポート内容 | ・キャリアプランやライフスタイルなどにマッチした求人を案内 ・経験豊富なコンサルタントが転職活動の全てをフォロー ・全てのサービスを無料で利用可能 ・日本全国どのエリアでも転職のサポートが可能 ・高待遇などの希少案件の取り扱いも豊富 |
『ドクタービジョン』を運営している株式会社メディカルリソースの母体となっているのは、日本調剤株式会社です。医療業界では非常に名の知れた人材サービス会社であるため、その信頼度はかなり高いと考えて問題ないでしょう。
独自のルートやネットワークを構築することで、他社とは異なる医療機関との繋がりを持ち、それを転職希望者へと案内・提案しています。
サポート体制の充実には力を入れており、求人探しから応募書類の作成、条件交渉などあらゆる業務の代行やアドバイス等を行っています。
ドクタービジョンの評判を徹底分析
『ドクタービジョン』の実力はどれほどのものなのか、また、どのような欠点があるのかをインターネット上に掲載された口コミからチェックしてみましょう。
評価の高い口コミ
引用元:https://tenshoku-plus.com/doctorvision/
コンサルタントの丁寧な対応や、転職活動における不安等を払拭するために尽力してくれていることがうかがえる口コミです。
引用元:https://tenshoku-plus.com/doctorvision/
『ドクタービジョン』のコンサルタントによる転職サポートが多岐に渡ることがこの口コミからも伝わってきます。
引用元:https://doctoragent-ranking.net/ranking/doctor-vision.html
希望した通りの医療機関へと転職できたことに加えて、転居することによる入職時期等の交渉も『ドクタービジョン』が行ってくれたとのこと。あらゆるサポートが受けられることがわかります。
評価の低い口コミ
引用元:https://isha.work/dr-vision/
コンサルタントによるのかもしれませんが、求人内容等によって把握している情報に格差があるのかもしれません。
引用元:https://isha.work/dr-vision/
これについてはメリットと捉える転職希望者もいるかもしれませんが、医師という職業柄多忙を極める転職希望者も多く、また、対面によるカウンセリング等も丁寧に行うため、転職活動そのものにスピーディーさがないと感じる医師も多いようです。
引用元:https://isha.work/dr-vision/
求人数や提案内容に関しては少々物足りなさを感じたという口コミです。意思の疎通が少々取れないと、こうしたケースも出てくるのかもしれません。
評価からメリットを分析
・丁寧な対応や的確なアドバイスには定評あり
コンサルタントの対応は非常に丁寧で、転職を完了するまでアドバイスやサポートを徹底的に行ってもらうことができます。
・職務経歴書などの応募書類の書き方までフォロー
面接や応募書類などに関しても必要なサポートを行い、転職の実現へと近づけてくれます。
・希望の転職先の紹介と共に入職に関するサポートもあり
転職に伴い引っ越す必要がある医師は、それに関するサポートも受けられます。加えて、入職時期の交渉等も行ってくれます。
評価からデメリットを分析
・理解度の低いコンサルタントも存在
コンサルタントごとに医療施設に関する情報や医師という仕事への理解度に差があるようです。
・対面でのカウンセリング等による転職活動の遅延の懸念あり
丁寧なカウンセリングや求人の選別等による影響がデメリットとなり、転職までに時間がかかる可能性は否定できません。
・紹介求人数や内容に満足できない可能性あり
できるだけ多くの選択肢を持つことを希望する医師や理想の高い医師にとっては、『ドクタービジョン』の提案する求人の数や内容に物足りなさを感じる可能性もあるでしょう。
ドクタービジョン以外の転職サイトとの比較
求人数は7,000件強と、他の転職サイトと比べるとかなり少ない印象のある『ドクタービジョン』。選択肢が狭まってしまうという点では、デメリットとなるでしょう。また、非公開求人の数も比較的少ない点もマイナス評価となってしまうところです。
『ドクタービジョン』を直接運営している企業は上場しておらず、この点が気になる医師もいるかもしれません。
求人数はあまり多くはないとは言っても、常勤だけではなくアルバイトなどの非常勤求人も取り扱っているため、この点は評価できるところでしょう。
ドクタービジョンの利用はこんな医師におすすめ
『ドクタービジョン』を利用することで最大限メリットが得られるであろう医師はどのような人なのでしょうか。
この転職サイトの活用をおすすめできる医師について考えます。
医師としての転職のみを考えている医師
『ドクタービジョン』というサイト名からもわかるように、医師のための転職サイトとなっており、転職サポートを担当してくれるコンサルタントも医師に関しての知識や医療業界についての理解のある人が多くなっています。
その反面、企業等の求人案件の取り扱いは少ないのが現状です。
医師として次のステップに進みたいであるとか、新たな医療機関で心機一転働きたいと考えている人には、『ドクタービジョン』での仕事探しをおすすめすることができます。
女性医師
『ドクタービジョン』のサイトでは求人が検索できるようになっていますが、条件の絞り込みの欄に「女性医師歓迎」、「託児所あり」、「子育て環境良い」などの項目が並べられています。
「週4日」、「土日休み」といった項目もあるため、家庭を持つ医師や、環境の良い職場を探している女性医師にも『ドクタービジョン』は大いに貢献してくれるでしょう。
ドクタービジョンの上手な活用方法
『ドクタービジョン』の利用価値を高めるためのポイント等を紹介します。
他の転職サイトとの比較・併用を行う
『ドクタービジョン』に加えて、医師が転職するときには、複数の求人サイトを比較・併用するのがおすすめです。
エムスリーキャリアエージェント・医師転職ドットコムのような大手サイトにまずは登録した上で、ドクタールートのような医師転職比較サイトや、大手でなくても非公開求人の多さなどに強みを持つサイトを併用するようにしましょう。
『ドクタービジョン』に問題があるわけではありません。より確実に理想の転職先を見つけるためには、複数の転職サイトを比較し、少しでも興味が湧いたサイトがあれば同時登録するなど、併用する必要があります。
情報を多く抱えることで、情報不足による転職の失敗を避けることに繋がるはずです。
メディカルドクターや老健などに転職したい場合は他の求人サイトを活用しよう
現在のところ、『ドクタービジョン』で企業や老健などの転職先を見つけるのは難しい状況です。選択肢が比較的限定されているため、もし企業や老健への転職を中心に考えているのであれば、「医師転職ドットコム」など幅広い求人案件を掲載しているサイトをのぞいてみるといいでしょう。
他の転職サイトも参考にしながら『ドクタービジョン』に掲載されている求人をチェックすることで、より自身と相性の良さそうな職場と出会えるはずです。
まとめ
運営やコンサルタントの質に関しては評判も良く、さほど心配する必要のない『ドクタービジョン』ですが、対応が丁寧過ぎるが故に、急いで転職先を探している人にとってはじれったく感じるケースもあるようです。
しかし、じっくりと転職したいと考える医師にはメリットとなるため、その点を認識した上で利用するといいでしょう。
全体的に求人数はまだ多くはありませんが、非常に細かな条件を汲んだ上で医療機関を紹介してくれますので、応募書類や面接などに不安を抱く医師や、手厚いサポートで安心感を持って転職したい医師におすすめのサービスといえるでしょう。
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