『DtoDコンシェルジュ』を利用している医師も、これから利用を検討している医師も、こちらの転職サイトの評判や口コミまでチェックされているでしょうか。
ここでは、『DtoDコンシェルジュ』のそうした情報を紹介・解説していきます。
自身の転職を任せられるエージェントかどうかを判断する材料として活用していただければ幸いです。
DtoDコンシェルジュの特徴
| サイト名 | DtoDコンシェルジュ |
| 運営会社 | 総合メディカル株式会社 |
| 設立 | 1978年6月12日 |
| 掲載求人数 | 常勤5,877件/定期アルバイト2,680件/スポットアルバイト1,517件/医院開業351件（全て2019年2月現在） |
| 登録会員数 | 70,000人以上（2019年2月現在） |
| 求人掲載施設 | 一般／療養／精神／老健／クリニック／産業医/製薬企業/その他 |
| 対応地域 | 全国 |
| 雇用形態 | 常勤、定期アルバイト、スポットアルバイト |
| サポート内容 | ・常勤はもちろん定期アルバイト及びスポットアルバイトの求人情報も網羅 ・新規及び継承の医院開業物件等の紹介及びサポート ・勤務内容や救急指定など細かな設定で求人の絞り込みが可能 ・転職支援と開業支援それぞれで専門コンサルタントを用意 ・勤務医及び開業希望医のためのセミナーを開催 ・転職に成功するための医師転職ガイドラインを提供 |
『DtoDコンシェルジュ』を運営する総合メディカル株式会社は1978年に設立された老舗企業です。
7,000以上もの医療機関とのパイプを持ち、70,000人以上もの医師が利用しています。
他の転職エージェントではあまり見られない開業医のための支援を行っている点は特徴的で、あらゆるキャリアプランに沿ったサポート体制が整えられています。
DtoDコンシェルジュの口コミ評判を徹底分析
歴史ある転職サイトの実力はいかほどなのか、インターネット上に投稿・掲載された『DtoDコンシェルジュ』の口コミや評判を確認してみましょう。
評価の高い口コミ
引用元：https://doctoragent-ranking.net/sp/ranking/DtoD.html
実績や症例数にこだわった転職を希望し、それらを叶えた上で年収アップも実現したという医師の口コミです。『DtoDコンシェルジュ』と医療機関の繋がり、そして交渉力があるからこその結果であることがわかります。
引用元：http://xn--ecksffnj0g8b4mtd0eb5020hdgn9v2bzx8bu6am55vxivc9sa.com/details/dtod.html
コンサルタントの対応の丁寧さがわかるような口コミです。キャリアプランの明確化にも繋がったと、この医師は評価しています。
引用元：http://xn--ecksffnj0g8b4mtd0eb5020hdgn9v2bzx8bu6am55vxivc9sa.com/details/dtod.html
医師求人数が都市部と比べて少なくなりがちな地方でも、『DtoDコンシェルジュ』を利用することで、満足・納得のいく転職先を見つけることができたようです。
評価の低い口コミ
引用元：http://xn--ecksffnj0g8b4mtd0eb5020hdgn9v2bzx8bu6am55vxivc9sa.com/details/dtod.html
カウンセリングの段階で医師の希望を上手に汲み取ることができないコンサルタントがいたとの指摘です。
引用元：http://xn--ecksffnj0g8b4mtd0eb5020hdgn9v2bzx8bu6am55vxivc9sa.com/details/dtod.html
この医師の希望がキャリアと比較して高過ぎた可能性も否定はできませんが、転職先に望む条件等によっては良いと思える求人案件を紹介してもらえないケースもあるようです。
引用元：http://xn--ecksffnj0g8b4mtd0eb5020hdgn9v2bzx8bu6am55vxivc9sa.com/details/dtod.html
他の転職サービスと大差がなかったという評価です。紹介する案件が他社と重なってしまうケースもないわけではないのかもしれません。
口コミからメリットを分析
・環境改善も収入アップも実現できる医療機関との繋がりや交渉力
時間をかけて築き上げた『DtoDコンシェルジュ』と医療機関との信頼関係があるからこそできる交渉で、医師の望む環境や待遇を実現することができます。
・相談やカウンセリングによってキャリアプランの明確化が可能
医師がキャリアを改めて整理するために、冷静な対応とアドバイスをコンサルタントが行ってくれます。いい加減な転職を避けることができるでしょう。
・地方でも医師が望むような転職先が見つけられる
『DtoDコンシェルジュ』は全国の医療機関との繋がりを持っているため、求人が出てきづらい地方でも妥協せずに転職することができます。
口コミからデメリットを分析
・医師の希望や要望を的確に理解できないコンサルタントもいる
コミュニケーションが不足してしまうと、医師の言っていることを都合よく解釈されるなどし、的確な提案をしてもらえないケースがあるかもしれません。
・こだわりの強い医師には納得の求人紹介がされないケースあり
全ての希望を叶えようと考えている医師にとっては、それを100%満たすような求人の紹介や提案がされないこともあるようです。
・他の転職サイトやエージェントとの違いがわからないという口コミあり
コンサルタントの提案してきた求人や医療機関が他社のものと被ってしまうこともあるようで、そうしたケースでは『DtoDコンシェルジュ』に登録している意味が見出せないという意見もあります。
DtoDコンシェルジュ以外の転職サイトとの比較
『DtoDコンシェルジュ』のサイトですぐに情報が得られる求人数は、他のサイトよりも多くはありません。むしろ少ない方で、この点は欠点と言わざるを得ないでしょう。
常勤やアルバイト、スポットなど、様々な雇用形態には対応していますが、トータルで10,000件前後の公開求人では確かに物足りないと感じる医師も多いはずです。非公開求人に関しても比較的少ないため、選択肢やバリエーションという観点から見れば、乏しいと評価できます。
ただ、運営元の総合メディカル株式会社は上場企業であり、歴史も深いため、信頼度という意味では高く安心できるのではないでしょうか。
DtoDコンシェルジュの利用はこんな医師におすすめ
『DtoDコンシェルジュ』の評判や口コミ、メリットやデメリット、そして他社との比較を見た上で、どのような医師がこの転職サイトを使うべきなのかを考えます。
開業したい医師
『DtoDコンシェルジュ』の大きな特徴の1つが、開業支援です。
新規開業はもちろん、継承という形で開業医を目指す医師にも支援を行っており、物件等の紹介サポートを提供しています。
通常の転職支援のためのコンサルタントとは別に、開業支援の専属コンサルタントに、物件選びから開業まで徹底サポートしてもらえる点は大きな魅力です。
開業を目指す医師であれば、『DtoDコンシェルジュ』に相談してみる価値が出てくるでしょう。
医師求人以外の様々な業種の求人を見たい医師
『DtoDコンシェルジュ』は、病院やクリニックはもちろんですが、産業医や製薬会社への転職を希望するためのサポートも行っています。
転職先として人気の高い一般企業ですが、これを取り扱っていない転職サイトもある中、『DtoDコンシェルジュ』は全体の求人数の割に、企業の求人を多く抱えている点に特徴があります。
医療機関以外の求人にも興味があり、今一度キャリアプランを整理したいと考える医師にとっても、登録や相談をしてみるべきサイトとなるはずです。
DtoDコンシェルジュの上手な活用方法
『DtoDコンシェルジュ』の特徴を一通り把握した上で、では、具体的にどのように活用することでこのサイトのメリットを最大限引き出すことができるのでしょうか。あるいは、転職を成功させることができるのでしょうか。
この点について整理します。
他の転職サイトとの比較・併用を行う
『DtoDコンシェルジュ』は、他の医師転職サービスと比較した際に、求人数ではどうしても劣ってしまいます。そのため、医師が転職するときには、複数の求人サイトを比較・併用するのがおすすめです。
エムスリーキャリアエージェント・医師転職ドットコムのような大手サイトにまずは登録した上で、ドクタールートのような医師転職比較サイトや、大手でなくても非公開求人の多さなどに強みを持つサイトを併用するようにしましょう。
個別相談会やDtoDセミナーを活用しよう
『DtoDコンシェルジュ』の魅力は、独自で開催しているセミナーにもあります。
常勤の医師には「転職セミナー」が用意され、医院開業を目指す医師には「医院開業セミナー」が用意されているのです。
多くの医師の転職に携わってきたコンサルタントが個別の相談にも乗ってくれるため、将来への不安を抱える医師や転職そのものを決めかねている医師なども一度参加してみることをおすすめします。
まとめ
上場企業が運営していることもあり、信頼度と安心感で考えれば他の転職サイトよりも優位に立っている感のある『DtoDコンシェルジュ』。ただ、求人数の少なさが指摘されることも多く、その点は他の転職サイトに劣っているのかもしれません。
それでも、開業支援を受けることができるなど、他の転職サイトでは受けられないサービスも用意されています。セミナーなどもそうでしょう。
コンサルタントの質も良いという口コミが多いため、他のサイトも活用しながら『DtoDコンシェルジュ』も登録し相談してみるという使い方であれば、転職活動に良い影響が及ぶのではないでしょうか。
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